ゴーマニズム宣言第171章掲載、
ＳＰＡ！8月30日・9月6日合併号
本日発売！

こちらも決して目を離せない
ウクライナ戦争論、今週は
『ドンバス・ロシア支配のカオス』

2018年のウクライナ映画、
セルゲイ・ロズニツァ監督作品
『ドンバス』に描かれた、
平和ボケ日本人には想像もつかない
ロシア支配下の実態を紹介します！

ドキュメンタリー出身のロズニツァ監督は、
「劇映画」である本作でも過剰な演出や
一方に肩入れした描写を意図的に避け、
出来事を淡々と見せていくような
作り方をしている。そしてそれが
かえって、ロシアに支配された
ドンバス地方で行われていることの
不条理、理不尽さをとてつもなく
リアルに感じさせる。

映画が製作された2018年の時点では
日本人にとっては「他人事」としか
思えなかったであろうが、もはやそうは
言っていられない。

もしもロシアや中国がさらに覇権主義の
野望を燃やして、日本の一部が占領される
ようなことが起きたら、どうなるか？
そこでは、この映画に描かれたようなことが
日常となるかもしれないのである！！

平和ボケのままでいたくない人には
必見のドンバス、
現在の上映は本日・明日、神奈川・本厚木と
25日まで福島のみとなっています。
映像ソフト化が待たれます！